2015年7月24日金曜日

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 002

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 002 底本 おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 002

おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 002 ルビ付 おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 002 ルビ付


002
01 破屋耳(に)蜘の古巣を者(は)らひて
02 やゝ年も暮春立類(る)霞の空耳(に)
03 白川の関こえんとそゝろ神尓(に)
04 徒(つ)きて心をくる八(は)せ道祖神のま年(ね)
05 き尓(に)あひて取もの手尓(に)つ可(か)すもゝ
06 引の破をつゝり笠の緒付可(か)えて三里
07 尓(に)灸すゆるより松嶋の月先心尓(に)
08 可(か)ゝりて住る方八(は)人尓(に)譲り杉風可(か)

注:
02 暮---暮れ
02 春立る---春立てる [芭01a.11(春改れは)][柿02.10(はるたてる)]
03 こえんと [芭01a.12(こえむと)]
03 そゝろ神 [芭01a.12(そゝろかみ)]
03 物 [柿03.02(もの)]
04 つきて [芭01a.13(付て)]
04 心を [芭01a.13(こゝろを)]
04 道祖神 [芭01b.01(道岨神)]
05 取もの---取るもの [柿03.03(とるもの)]
06 破を---破れを [柿03.04(破れを)]
06 緒付---緒付け
06 かえて---かへて [芭01b.03(かへて)]
07 松嶋 [柿03.06(松しま)]
07 先---先づ [柿03.06(まつ)]
07-08 心にかゝりて [芭01b.04-05(心もとなし)]
08 住る---住める
08 方 [柿03.07(かた)]
08 譲り [柿03.07(ゆつり)]

芭---芭蕉自筆奥の細道 岩波書店
例:芭02b.03 --- 二ウの三行目

柿---柿衛本 素龍筆 おくのほそ道 新典社
例:柿02.03 --- 二ページ3行目

002
破屋(はをく)に蜘の古巣をはらひて、
やゝ年も暮れ、春立てる霞の空に、
白川の関こえんと、そゞろ神(がみ)の物に
つきて心をくるはせ、道祖神(だうそじん)のまね
きにあひて取るもの手につかず、もゝ
引の破れをつゞり、笠の緒付けかへて、三里(さんり)
に灸すゆるより、松嶋の月先づ心に
かゝりて、住める方(かた)は人に譲り、杉風(さんぷう)が

はじめに
底本と主な参考文献
ひらがなの字母
表紙 000 
1.序章 001 002 003.03
2.旅立 003.03 004 
3.草加 005 006.05
4.室の八島 006.06 007.05
5.仏五左衛門 007.06 008 009.01
6.日光 009.02 010 011 012.03
7.那須 012.04 013 014.06
8.黒羽 014.07 015 016.07
9.雲巌寺 016.08 017 018 19.07
10.殺生石・遊行柳 19.08 020 021.02
11.白河の関 021.03 022.06
12.須賀川 022.07 023 024 025.05
13.あさか山 025.06 026.06
14.しのぶの里 026.06 027.07
15.佐藤庄司が旧跡 027.08 028 029.07
16.飯塚 029.07 030 031.08
17.笠島 031.08 032 033.03
18.武隈 033.04 034 035.01
19.宮城野 035.02 036 037.04
20.壺の碑 037.05 038 039 040.03
21.末の松山 040.04 041 042.04
22.塩竈 042.04 043 044.04
23.松島 044.05 045 046 047 048 049.05
24.石巻 049.06 050 051.07
25.平泉 051.08 052
053 054 055.01
26.尿前の関 055.02 056 057 058 059.01
27.尾花沢 059.02 060.03
28.立石寺 060.04