おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 059 ルビ付
06「さ万(ま)／＼尓(に)」 文字欠損のため他版参照
おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 059 変体仮名
01 乃(の)三(み)也
02 尾花澤尓(に)て清風と云者を尋
03 ぬ可(か)連(れ)八(は)冨るものなれとも志いやし
04 可(か)らす都尓(に)も折々可(か)よひてさ
05 す可(か)尓(に)旅の情をも知多(た)れ八(は)日比
06 とゝめて長途のい多(た)八(は)りさ万(ま)／＼尓(に)
07 もてなし侍る
08 涼しさを我宿尓(に)して祢(ね)まる也
おくのほそ道 素龍筆 井筒屋本 059
濁点・現代仮名・(読点は曽良本に従う)
01 のみ也
02 尾花澤にて、清風と、云者を尋
03 ぬ、かれは、冨るものなれども、志、いやし
04 からず、都にも折々、かよひてさ
05 すがに旅の情(じやう)をも知たれば、日比
06 とゞめて、長途(ちやど)の、いたはり、さま／"＼に
07 もてなし侍る
08 涼しさを我宿にしてねまる也
諸本の異同の対照
井筒屋本
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柿衛本
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曽良本
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芭蕉自筆本
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059.02(者)
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48.07(もの)
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21b.05(もの)
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18a.06(もの)
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059.03(とも)
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48.08(共)
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21b.06(とも)
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18a.07(とも)
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059.03-04(志いやしからす)
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48.08-09(心さし賤しからす)
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21b.06(心さしいやしからす)
(心さしさすかにいやしからす)(さすかに)消し
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18a.07-08(心さしさすかにいやしからす)
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059.04-05(さすかに旅の情をも)
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48.10(さすかに旅の情をも)
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21b.07(さすかに旅の情をも)
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18a.09(旅の情をも)
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059.05(知たれは)
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48.10(しりたれは)
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21b.07(しりたれは)
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18a.09(しりたれは)
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059.06(いたはり)
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49.01(労り)
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21b.08(いたはり)
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18a.10(いたはり)
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059.06(さま／＼に)
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49.01-02(さま／＼に)
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21b.08(さま／＼に)
(さま／＼と)(と)見せ消ち右に(に)
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18a.06(もの)
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059.08(我宿にして)
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49.03(我やとにして)
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21b.09(我宿にして)
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18a.11(我宿にして)
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